地域のチカラ15 柚木荏田南連合自治会 (小島宏一会長 977世帯)
一定の区域内の単位自治会町内会で構成される地区連合会は、各地域で安心して住み続けられる街づくりに取り組んでいます。このコーナーでは連載で、各地区を紹介します。
3つの自治会で構成される柚木荏田南連合自治会は、区制施行から15年後の2009年に都筑区で最も新しい連合自治会として設立された。
青葉区と接する都筑区の北西に位置する同地区は、緑区からの分区前、「柚木」「小黒」「宿」「渋沢」などの自治会があったが、分区後、都筑区内で残った自治会名は「渋沢」のみ。他はすべて青葉区の自治会名となっており、都筑区内に「柚木」の名を残すのは同連合名のみとなっている。
役員のなり手不足など、課題は他の連合と共通。初代会長を務めた小島宏一会長は3年前から「再登板」となった。地区社会福祉協議会は2年前から休止状態で、「非常によくやってくれていたので」と残念がる。
それでも荏田南五丁目自治会にある元気な「えだきん商店街」と一緒に夏祭りを行うなど、連合としてのスケールメリットを生かす。若い役員が業務改善のため、デジタル化の進展を検討するなど、将来に向けた動きも出てきており、小島会長は「これからが楽しみ」と目を細めた。
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