スプリングフェアの花壇展で受賞した「希望の春」の施工責任者を務めた 岸 敬之さん 茅ケ崎東出身 42歳
希望に満ちた「庭」を
○…花の蕾がほころぶ季節に、花壇で「希望の春」を表現した。世の中の暗いニュースに心を痛めることが多い中、「見に来てくれた人を明るい気持ちにしたい」との思いで出展。花の向きや配置などに気を使いながら赤やオレンジ、黄色などのビビットカラーが映える花壇に仕上げた。「施工責任者として、初めて出展した。作品に対する情熱も強かったので、受賞できてうれしかった」と胸をなでおろす。
○…茅ケ崎東出身。兄の影響で、幼稚園児の頃からサッカーを始めた。茅ケ崎小・中学校でもサッカー部に入部。「弱小校だったので、試合に負けてよく泣いていた」というが、チームメイトとともに練習に励んだ日々はかけがえのない思い出になっている。「まさに青春だった。一緒に喜んだり泣いたり、良い友達と巡り合えた」と懐かしむ。
○…横浜高校へ進学後、足のケガでサッカー人生に幕を下ろした。卒業後は、以前から興味を抱いていた服飾の専門学校へ。色彩や販売、製造を学んだ。「この頃に得た色彩感覚が、現職にも活かされている」。服飾の販売店に就職し、5年ほど働いたが、27歳での結婚を機に「日曜日は家庭で過ごしたい」と転職を決意。「幼少期から好きだった植物に関わる仕事を」と身内が経営する貝塚造園に就いた。「転職した当初から今まで、ずっと楽しい」と笑みをこぼす。
○…妻と2人の子どもと暮らす。休日は家にいることが少なく、揃って公園などに出かける。「会話が絶えない家庭にしたい」と家族愛を語り、「子どもたちとの思い出をたくさん残したいので、旅行でも計画したい」と微笑む。今後も、顧客が思い描く理想の「庭」を造りながら、家「庭」を支え続ける。
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