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都筑区 文化

公開日:2025.05.22

ピアノ教室主宰の・山倉さん
折り紙とレゴで個性磨く

  • レゴブロックで作ったハサミ立てと折り紙で作った龍の「ワイバーン」を持つ山倉さん

 東山田在住の山倉恒夫さん=人物風土記で紹介=は、自身が主催するピアノ教室で講師を務める傍ら、趣味で始めた折り紙とレゴブロックに熱中。腕前は「プロ顔負け」の作品を作るほどだ。

きっかけはTV企画

 山倉さんが折り紙を始めたのは約20年前。当時、テレビ東京で放送されていたバラエティ番組『TVチャンピオン』の企画『折り紙王選手権』を見て「自分もやってみたい」と取り組み始めた。山倉さんは「当時は折り図の掲載された本などは見当たらず、見様見真似で折っていた」と懐かしむ。

 書店で『本格折り紙』(日貿出版)の書籍を発見してからは、折り図をもとに作品を制作。「本に載っていた作品はひと通り折った」と笑顔で話す山倉さん。現在は、既存の折り図をもとにアレンジ作品を作るほどだという。

 山倉さん曰く、折り紙をうまく折るコツは「根気」。「折り目の乱れは心の乱れ。集中して折ることが大切」と語る。

子どもより熱中

 レゴブロックを始めたきっかけは「息子の存在」。我が子のために、と自身が子どもの頃に遊んでいたレゴブロックを持ち出したところ、パーツが不足しているのを発見。補充のために販売店を訪れた際「レゴブロック教室」の存在を知り、興味を抱いた。「見学に行くと、子どもとは思えないほどロジカルな思考力で驚いた」。その後、息子が教室へ通い始めると、自身もレゴに熱中。息子が教室を辞めた後も、山倉さんの”レゴ熱”が冷めなかった。

 現在は「好きなロボットのプラモデルをレゴで再現しようと、準備中」だという。山倉さんは「完成が楽しみ」と無邪気な笑顔で話した。

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