奉仕活動を行う横浜旭ロータリークラブ(佐藤真吾会長、以下・旭RC)が主催する恒例の「東日本大震災復興支援チャリティーコンサート」が1月19日、旭公会堂で開催された。
2011年に発生した東日本大震災の翌年から復興支援を目的にスタートし、今年で9回目の開催。音楽活動に励む地元の中高生が主役となり、毎年ステージを盛り上げている。
当日は宮城県山元町の「やまもと語りべの会」会長の渡辺修次さんが講演。東日本大震災が発生したときの状況や横浜市で発生が想定されている災害、備えとして持つべきものや意識などを画像とともに紹介した。渡辺さんは「災害で『ありえない』ということはありえない。想定外はたくさん起こりうる。身を守るのは自分自身」と強調して伝えた。
コンサートでは、冒頭に旭RCのメンバーが加わったバンド・虹紫が登場。大音量の演奏と歌声で会場を沸かせた。次いで左近山中学校、瀬谷高校、二俣川看護福祉高校、光陵高校、瀬谷西高校、横浜隼人高校の生徒たちによるバンドが次々と出演。会場は熱気に包まれていた。
旭RCの佐藤会長は「復興は着実に進んでいる一方で、被災地への関心は薄れ、震災の風化が懸念されている。これからも継続的に支援し、次の世代に伝えていきたい」と話した。
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