神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
旭区版 公開:2021年11月25日 エリアトップへ

上白根中 地域と歩んだ半世紀 23年の統合前に節目祝う

教育

公開:2021年11月25日

  • LINE
  • hatena
生徒会が企画したスライドショーで歴史を振り返った
生徒会が企画したスライドショーで歴史を振り返った

 上白根中学校(室伏健治校長)で11月20日、創立50周年記念式典が行われた。学校規模適正化のため、2023年4月に旭北中学校と統合され、「上白根北中学校」として新たに歩むことが決まっている同校。生徒や保護者、職員、地域の人たちが50年の歴史に想いを馳せた。

 上白根中学校は周辺地域の大規模な宅地造成による人口増加を見込んで1971年に開校。当時344人だった生徒数は83年にピークを迎え、1456人に。翌年には一部が分離し、旭北中が開校した。その後は少子化に伴って減少の一途をたどり、現在は横浜市内最少の125人となっている。これまでの卒業生は8555人にのぼる。

感謝を胸に最後まで

 50周年に向けてはPTAや教職員、地域の人たちで組織した50周年記念行事準備委員会や実行委員会(森一紀実行委員長)が3年前から準備してきた。

 昨年度に予定しながらも新型コロナの影響で今年度に延期された式典では、生徒が「白根」の名から着想を得た大根をモチーフにした50周年マスコットや、スローガン「50年の伝統〜今までに感謝 明日からに希望〜」が発表された。

 あいさつに立った室伏校長は「初代校長が作った校歌には『ひかりが丘のまちとともに歩む学校であれ』という思いが込められている」と説明。「周りが自分を見守ってくれていることに感謝し、仲間とともに大切な時間を刻んでほしい」と話した。

 創立時から学校を見守ってきた森実行委員長は「生徒数の変動や時代の変化もあったがその時々でたくましい生命力を発揮してきたと信じている。上白根中生としての誇りを高く持ち、その幕が閉じられるまで見守ってほしい」と呼びかけた。

 その後は生徒会が企画したスライドショーで半世紀の歩みを振り返り、卒業生からのビデオレターも上映された。

四季の森小も10周年

 隣接する四季の森小学校(笹原洋子校長)も10周年を迎えることから準備開始当初は合同での祝賀会を予定していたが、コロナ禍のため中止に。

 同校でも同日、10周年記念式典が行われ、歴代の校長による児童訪問や校内で育てた植物の種や手紙をつけた風船を空に放つバルーンリリース=右写真=などで節目を祝った。

全国展開だから安心査定

ただいま査定額40%アップ実施中です。

https://www.otakaraya-shop.jp/akuwa/

<PR>

旭区・瀬谷区版のトップニュース最新6

今の風景を次世代へ

写真と楽しむ会

今の風景を次世代へ

原中コミスクで作品公開

4月25日

活性化へ3者協定締結

若葉台団地

活性化へ3者協定締結

大学の専門性を生かす

4月25日

歩道橋にEV設置へ

三ツ境駅北口

歩道橋にEV設置へ

市、25年度の完成目指す

4月18日

知る会で地域住民と交流

ウクライナ避難民

知る会で地域住民と交流

鶴ヶ峰の犬飼さんが企画

4月18日

森ラボ(旭区)が受賞

横浜・人・まち・デザイン賞

森ラボ(旭区)が受賞

地域住民と芸術作品制作

4月11日

「居場所」担い20年

親子のひろばまんま(瀬谷区)

「居場所」担い20年

25日から周年行事

4月11日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 4月18日0:00更新

  • 4月4日0:00更新

  • 7月20日0:00更新

旭区・瀬谷区版のあっとほーむデスク一覧へ

イベント一覧へ

コラム一覧へ

旭区・瀬谷区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月27日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook