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旭区・瀬谷区 社会

公開日:2023.11.23

ヨコハマ3R夢を推進
旭区から2人が受賞

 横浜市は11月2日、環境行動賞「ヨコハマ3(ス)R(リ)夢(ム)」の推進者表彰式を横浜市庁舎で開催した。

 賞は、日頃から地域での環境活動に積極的に取り組んでいる個人や団体を表彰するもの。旭区からは、地域のリサイクル活動や分別指導、啓発活動などで功労のあった「ヨコハマ3R夢行動推進者」として今宿東町の鈴木益永さん(82)が、地域での清掃活動などに尽力した「清潔できれいな街づくり推進者」として若葉台の野枝和子さん(93)が表彰された。

アルミ缶を分別

 ライオンズマンション鶴ヶ峰ガーデン自治会で環境部の副部長を務める鈴木さんは、「賞に選ばれるような特別なことは何もしていない」と謙遜。それでもマンション内の花壇の整備や植栽の剪定の他、有志と月に2回ほど、夜間の地域パトロールをしながら、ゴミ拾いを続けている。また自治会で出される空き缶からアルミ缶を分別し、業者に買い取ってもらい、老人会の活動費などに充てている。「集合住宅なので『いつも綺麗ですね』と言われると頑張ろうかな、と思う」と嬉しそうに笑った。

トング片手に

 野枝さんは、20年近く、居住する若葉台エリアで、曜日毎に道を変えながらゴミ拾いを続けていた。骨折の影響で、現在は以前のような活動はできていなかったため、授賞の報せに「以前と違って一生懸命できないので、びっくりした」と驚いた様子。それでも近所のイトーヨーカドーまでの買い物の際は、トングを持ち、カートを押しながらゴミを拾っている。「たばこのポイ捨てなどがあるとどうしても気になってしまう」と美化精神は衰えていない。

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