本年度、緑園都市睦愛園様から本校の生徒との交流を受け入れてくださるというお話をいただきました。わずかな時間でも高齢者の方々との交流を通して、本校生徒の高齢者の方々への意識が変化することを願い、授業や委員会活動、部活動あるいは、希望者を募って様々な形の交流をもたせていただいています。



　「私は今まで、高齢者の方の気持ちなどあまり考えたことがありませんでした。だけど今回授業でいろいろな体験をして、高齢者の方がいたら、道をあけたり、重い物を持っていて、大変そうだったら手伝ってあげたいなぁと思いました。これは、とても勇気がいることだと思うけれど、思っているだけでは相手に伝わらないと思うので、今回学んだことを生かしていきたいです。また、私は吹奏楽部なのですが、６月３日に演奏させていただきありがとうございました。一緒にリズムにのってくださりとても楽しかったです。私は、楽しかっただけでなく、生きることの大切さも学ぶことができました。私の人生もこれからだと思うので色々なことを学んで、生きていきたいです」



　これは、社会福祉基礎の授業で数回の体験実習を終えたあとの生徒の感想です。様々な交流を通し、このように感じてくれる生徒が一人でも増えていくことを目指し、今後も交流の輪を広げるための検討を進めていきたいと考えております。