横浜市営地下鉄踊場駅周辺で同駅と近隣施設や店舗による「おどりばねこまつり」が開催される。夜な夜な猫が集まり踊ったという伝説がある「踊場」。今回は伝説と2月22日「猫の日」に合わせ、2月4日から26日まで7カ所で異なる企画が行われる。
このイベントは、市営地下鉄を運営する市交通局の自主企画として、踊場駅(中野志帆湘南台管区駅長)が考案。当初は駅単独での開催を考えていたが、集客につなげるだけでなく、地域を巻き込んで街を盛り上げるイベントにしようと昨年8月に泉区役所に掛け合ったという。
その後、近隣の施設や店舗に協力を呼びかけたところ、踊場地区センター、踊場公園ログハウス「ニャンぱく砦」、ユニクロ踊場店、NAPALM(ナパーム)、いずみ福祉作業所「ゆう」、踊場地域ケアプラザの6カ所の参加が決定。駅では公募による猫の写真展や上矢部高校美術部、汲沢小学校児童による猫が題材の作品展、地区センターでは来場者が協力して猫のモチーフを作るコーナー等、それぞれが猫にまつわる独自企画を考えた。「準備を進める中で、想像以上に規模が拡大していきました。参加に意欲的なところが多くうれしい」と中野駅長。また、準備の1つとして駅構内の通路に猫の足跡シールを貼ってみたところ、ツイッターで「猫の足跡発見」と話題にしている人がおり、早速手ごたえを感じているという。
イベント名に関しては「投票で決めてみては」とケアプラザから提案があり、昨年10月から11月にかけて駅等数カ所に投票箱を設置。226票が集まり、上位5つの候補の中から、駅長や近隣自治会・町内会長ら選考委員による最終投票で「おどりばねこまつり」が選ばれた。投票を発案したケアプラザの葛西さんは「たくさん集まったことに加え、イラストつきの投票用紙もあり、楽しみにしてもらえているようでうれしかった」と話す。
イベント詳細は泉区のホームページで掲載されているほか、参加施設等にあるポスターやパンフレットでも確認できる。
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