明るくなった館内を紹介する古橋館長
泉図書館がこのほど、館内の照明をＬＥＤ化する工事を完了した。市立図書館全館が新システム導入に伴って昨年末から今年１月中旬まで休館したのにあわせ、独自に実施したという。古橋正人館長は「新しくなった図書館を今まで以上に利用してもらえたら」と呼びかけている。
市立図書館では昨年12月25日から今年１月14日まで全館で臨時休館とし、図書館情報システムを更新。機器の更新やシステム移行のために、半月ほど休館して対応していた。
この期間を利用して泉図書館では照明機器も刷新。古橋館長は「長い間お待たせしてしまうので、あわせて照明も明るいＬＥＤに変えました。照明工事も休館時でないとなかなかできないので」と話す。
カードなしでも貸出
新しい図書館情報システムでは、来館せずに利用できるサービスや、スマートフォンなどのモバイル端末から操作できる機能が拡充された。例えば「デジタル図書館カード」として、図書館カードがスマホに表示できるほか、ログインできるよう初期設定を済ませておけば、図書館カードを持参しなくても貸出しが可能という（カード番号とパスワードは必要）。
またこれまで借りた本の履歴は残らないシステムだったが、「設定すれば残せるようになり、利用者から喜ばれているようです」と担当者は話す。「新システムは多くの政令市で使われているもの。初期設定など、不明点は窓口で問い合わせを」としている。
館内の端末も刷新
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