「ヤマダ電機テックランド戸塚店」があす1月21日、踊場駅そばにオープンする。区内初となる大型家電量販店の誕生に区民からは喜びの声が聞かれる一方、交通渋滞などを懸念する近隣の住民は静観の構えだ。
戸塚店は、長後街道沿いの通称”日産跡地”(汲沢2―1―7)にオープンする。敷地面積は約1万1000平方メートル。3階建てで、1、2階に約6020平方メートルの売り場を構える。1、3階と屋上には計410台が止められる駐車場を備える。電化製品のほか、玩具や書籍、菓子・飲料なども扱う。
ヤマダの県内出店は34店目で、市内では16店目。昨年3月に土地の造成工事が着工されてから約10ヵ月の1月15日現在、工事はほぼ終わっており、約70人の従業員体制でオープンに臨む。
待望の家電店オープンに区民からは喜びの声が聞かれた。2台目の地デジ対応テレビを買う予定という戸塚町の相澤光(あきら)さん(65)。「家電エコポイントは半減してしまったが、近くに(ヤマダが)できるので買うのを待っていた」と楽しみにしている様子。友人と連れ立ってオープン当日に行くという。汲沢に住む志賀祐さん(34)も「すごく楽しみ」と声を弾ませた。購入商品は決まっていないが、オープン前から並ぶ予定だ。
一方で、交通面での不安がある近隣住民は動向を見守っている。店と接する町内会「東明会」(186世帯)の林弘一会長(64)は、「踊場交番前」交差点など周辺の渋滞や、住宅街の通行車両増加による交通事故増加などを懸念している。林会長は近くの町内会にも呼びかけて、オープン日を含め5日間、住宅街でのバイク・自転車の駐輪禁止区域をアナウンスする予定だ。「自分たちでできることはやりたい。交通の変化などを注視していく」と林会長。
ヤマダによると、上大岡駅前(港南区)「LABI上大岡」の昨年5月オープン当日には、約8000人が開店前に並んだ。戸塚店でも多くの人の来店が予想される。
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