戸塚区版 掲載号:2011年11月3日号
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被災地の学校へ「絆」を 戸塚中 気仙沼の唐桑中と連携

唐桑中へのメッセージが書かれた「絆」を手に、同校生徒会と鷲尾校長(10月25日、同校で)
唐桑中へのメッセージが書かれた「絆」を手に、同校生徒会と鷲尾校長(10月25日、同校で)

 10月14日、戸塚駅西口のスーパー「三和」と「東急ストア」に、インクカートリッジの回収箱が置かれた。設置を働きかけたのは戸塚中学校の生徒会。同校では8月から、ベルマーク4万5千点分を集めるために、点数と交換できる使用済みカートリッジを回収している。同点数分で空気清浄機を手に入れ、宮城県気仙沼市の唐桑中学校に届けたい考えだ。家庭用1個で5点のため、9千個が必要。まだ目標まで遠いというが、校内での回収のほか、両スーパーに協力を依頼するなど、自主的に活動している。

 「学校として何ができるか」。東日本大震災発生後、教職員と生徒はともに考え続けていると鷲尾智子校長は話す。生徒会長の渡邉真人君は3月下旬の集会の場で、親戚が被災した同市に住んでいることを伝えるとともに、義援金の寄付を呼びかけた。以来、生徒会は定期的に校門に立ち、募金活動を実施。鷲尾校長はその間、同市と連絡を取り合い、唐桑中と連携できるよう調整した。8月に送った義援金15万円は同校のために使われる予定だ。

 渡邉君はゴールデンウィークに、同市を訪れた。海沿いの大谷海岸駅はホームが陥没し、看板が倒れ線路はひっくり返っていた。「悲しいというより、ショックだった」。言葉にならなかったという。同市に住む親戚2世帯は津波などで家が損失し、今は仮設住まいを強いられている。

 思いを抱くのは渡邉君だけではない。「継続支援が大切」(坂井みのりさん)。「震災は絶対に忘れちゃいけない。風化が心配」(知久(ちく)照太郎君)。メンバー各々が、感じることがある。

 渡邉君は、「最初に支援をしようと言ったのは身勝手だったかもしれないけど、協力してくれている皆に感謝。震災を風化させないよう、取り組みたい」。11月中に、全校生徒のメッセージを張り合わせた「絆」(=写真)を同校へ送る。
 

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