横浜市の認可保育所が4月1日、戸塚区では5園開園する。これに伴い、区全体の定員が302人分増えることになる。
開園するのは、「名瀬いちい保育園」(名瀬町・66人)、「銀杏保育園(仮称)」(秋葉町・60人)、「グローバルキッズ戸塚第二保育園(仮称)」(戸塚町・乳児50人、送迎保育60人)、「こんにちは・ありがとうえん」(品濃町・66人)、「つくし保育園東戸塚(仮称)」(品濃町・60人)の5園。
認可保育所の4月1日入園分の受け付けは終了しているものの、4月10日(火)までに申し込みをすれば、5月入園も可能。4月11日以降も入所希望月の前々月11日から前月10日までの1カ月ごとに申し込みを受け付ける。詳しくは区こども家庭支援課保育担当【電話】045・866・8467へ。
多い定員割れ
区の待機児童数は、2011年10月1日時点で95人。定員数だけで見ると今回の開園で大幅に待機児童を解消できるようにも見える。しかし、立地や保育時間などの条件が保護者のニーズに合っておらず、新設園が定員割れになる可能性もある。実際に区全体で受け入れ可能な人数は3月9日時点で161人と定員割れの保育所も多い。駅から離れた立地の保育所は10人以上空きがある場合もあるが、逆に入所希望の多い保育所では定員を超えて受け入れている場合もあるという。
新設5園の一つであるグローバルキッズ戸塚第二保育園(仮称)は戸塚駅前から指定保育園への園児送迎サービスを行う区内初の「送迎保育ステーション」として開園するが、3月9日時点で送迎の利用が決まっているのは定員60人に対して3人。4月1日に調査が始まる待機児童数と合わせて、同ステーションの今後の利用状況も注目される。
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