戸塚区版 掲載号:2012年8月16日号
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第37回全日本選抜少年剣道個人錬成大会で全国2位に輝いた 井出 和希くん 小雀小学校 6年

心も体も打たれ強く

 ○…8月1日、日本武道館で行われた第37回全日本選抜少年剣道個人錬成大会で初出場ながらも準優勝した。相手には決して打たせず、「ここだ」というチャンスをじっくりと探る戦法で5試合を勝ち進んだ。決勝では自分よりも体も大きく、ぐいぐいと攻めてくる相手に惜しくも敗れたが、過去最高の成績に周囲も喜んだ。しかし、「本当は優勝したかった」と本人は首をかしげる。

 ○…剣道を始めたのは年長の秋。道場で監督を務める父の指導は厳しい。幼いころは辛さのあまり、竹刀を投げつけて稽古場を出て行ってしまったこともあった。息子だから厳しくしすぎてしまうという父は「押し付けてしまっているのではという葛藤(かっとう)もある。期待しているからこそ、言い過ぎてしまうのかも」と話す。倒されても倒されても打ち込み続ける「かかり稽古」を初めて目の当たりにした母は、つい涙してしまったという。「何年か前までは悔しくてよく泣いていた。でも今は試合で勝ったときのうれしさがあるから」。練習を重ねることで、実力も精神面も大きく成長した。

 ○…運動が得意で、学校では友達と鉄棒での大技やバック転などに挑戦している。しかし、鉄棒のやりすぎで手の皮がむけてしまい、「大事な試合前に何やってるんだ!怪我したらどうすんだ!」と怒られてしまったことも。「宿題とかは真面目にきっちりやっているけど、学校ではジャイアンみたいにやんちゃなタイプみたい」と母は苦笑い。将来の夢は警察官。中でも、術科特別訓練員になり、剣道を磨き続けたいそうだ。

 ○…1年のうち、約360日が稽古という剣道漬けの日々。家に帰っても出てくるのは剣道の話ばかり。9月には県代表として、大阪府で開催される都道府県対抗の大会に出場する。ライバルは九州勢。剣道が盛んで強い選手が多いという。「今度はチーム戦なので、チームが勝てるように戦いたい」と意気込む。
 

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