横浜市内の大学生の協力を得て、戸塚区内の商店街をサポートする事業に明治学院大学とフェリス女学院大学から2団体が参加することが11月14日、戸塚区から発表された。学生の視点による商店街の魅力の紹介やイベント開催などで商店街の活性化を目指す。
同事業は区の自主企画事業「活気あるとつか商店街支援事業」の一つ。区内の商店街連合会の加盟商店街数・店舗数は数年前より水準が下がっている=左図。区地域振興課は、支援事業で商店街の認知度向上と活気ある商店街づくりを支援したいとしている。
9月〜10月に市内の大学などから学生グループを公募したところ、明学大の大岩ゼミ学生グループとフェリス大の春木ゼミ・先端社会科学技術研究所の2団体から応募があった。
明学大はこれまでにも区内商店会のイベントや区民まつり、小学校での防犯活動などに協力してきた経験がある。今回の事業では、とつか宿駅前商店会を活動拠点に、情報発信やイベントへの協力、親子カフェとの連携などを進める予定。
一方で、フェリス大が区と連携して活動するのは初。学生の事前調査から地域課題を明確にし、活動内容について検討していくという。ワークショップやシンポジウムなど、「学び」による社会への貢献もテーマだ。区では「明学大にはこれまでの活動をバネに、新たな活動に生かしていってほしい。フェリス大は初めての連携だが、商店街と学生が共に学びながら成長し、盛り上げていけるのでは」としている。
今後、区、商店街、大学で提案や希望を出し合い、活動内容を決めていく。進捗状況などは区のホームページ内で随時更新される予定。2014年2月には区庁舎で報告会も行われる。
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