戻る

戸塚区・泉区 トップニュース教育

公開日:2025.12.11

いずみ野小
工事に合わせ「水道」学ぶ
地元企業と市が出前授業

  • 建設会社による授業では教室で座学(上)、外ではショベルカーの体験も

 「学校の前の道で水道工事をしているのに合わせ、出前授業を」――。いずみ野小学校で12月1日、4年生を対象に「水道」をテーマにした出前授業が行われた。講師を務めたのは地元建設会社と横浜市水道局。児童たちは実際の水道管にも触れながら、水道事業の重要性を学んだ。

 今回の出前授業は同小の前面道路での水道工事を請けている(株)大相建設(瀬谷区)の提案で実現したもの。同社はこれまでも、市内各地で工事の際に近隣の小学校で授業を実施しているという。

 同社の川村兼治代表は「横浜市ではちょうど4年生で水道について学ぶ。工事をしているタイミングで、水道やその工事の意義についてより知ってもらう機会になれば」と思いを語る。

 今回の授業では市水道局の職員が模型や実際の水道管の継手を使って水道工事を説明。「昔は水道管の継ぎ目が抜けやすかった。今は地震でも抜けないような物に置き換えていっているところ」と児童らに話した。

 また川村代表は横浜の水道の歴史を資料で解説し、同社従業員らは校庭でショベルカー体験などを実施。これから市内で使用予定の水道管に児童が絵を描いて楽しむ場面もあった。川村社長は「今の水道管は80〜100年使える。工事はうるさいと思うけど、必要なものと知ってもらえたら」と語った。

ピックアップ

すべて見る

意見広告・議会報告

すべて見る

戸塚区・泉区 トップニュースの新着記事

戸塚区・泉区 トップニュースの記事を検索

コラム

コラム一覧

求人特集

  • LINE
  • X
  • Facebook
  • youtube
  • RSS