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平戸小6年小石昌矢くん 国内最高峰の舞台で「金」「銅」 パラスイム平泳ぎなど

スポーツ

掲載号:2015年9月25日号

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メダルを手に笑顔の昌矢くん
メダルを手に笑顔の昌矢くん

 9月5日・6日に東京辰巳国際水泳場で行われた国内最高峰の障がい者スポーツ大会「2015ジャパンパラ水泳競技大会」で、平戸町在住の小石昌矢くん(平戸小6年/宮前ドルフィン)が、100m平泳ぎ(SB4クラス)で金、50mバタフライ(S5同)で銅メダルを獲得した。昌也くんの同大会への出場は初。

 同大会は、公益財団法人日本障がい者スポーツ協会が主催する国内最高の舞台として知られ、ここから世界に羽ばたく選手も多い。

 昌矢くんが出場したのは【1】100m平泳ぎ(SB4)【2】50mバタフライ(S5)【3】100m自由形(S5)――の3種目。決勝に出場したのは、昌矢くんを含めそれぞれ1人、4人、2人(出場が2人の場合、2着に銀メダルは与えられない)だが、出場するには基準タイムをクリアしなければならない。昌矢くんは、昨年から今年にかけて行われた関東大会や日本選手権での結果が認められ、今大会への出場となった。

予選の「注意」乗り越えて

 金メダルを獲得した平泳ぎは必須種目。タイムは3分20秒94だった。得意のバタフライでは、予選で「両腕が同時に水上に出ていない」と指摘され、決勝で改善されなければ失格との通告を受けた。

 決勝までの3時間で泳ぎを修正したものの、父親の純一さん(60)は「いつもの泳ぎが出来ないのでは」と心配していた。しかし「失格だけはやだ」と奮起した昌矢くん。結果、自己ベストを約2秒縮める1分15秒43、4位の選手をわずかな差で振り切った。

 「すごいなと思った。ここまでやるとは」と我が子を見つめる純一さん。昌矢くんは「大会は初めてで緊張した。まさかタイムが上がるとは思わなかった」とレースを振り返った。

 昌矢くんは生まれつき両足は太もも、右腕は二の腕から先がない。

 4歳の時、リハビリを兼ねて純一さんと一緒に横浜ラポールのプールに行ったことが水泳を始めたきっかけ。そこで宮前ドルフィンの稗田コーチに出会い、水泳にのめり込んでいった。

 今大会で結果を残した昌矢くん。「タイムを更新し、強化選手を目指したい」と力強く先を見据えた。

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