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戸塚区・泉区 人物風土記

公開日:2015.10.08

作詞家・歌手として戸塚を拠点に活動し、来年1月に横浜赤レンガ倉庫でライブを企画している
松本 京子さん
泉区在住 

「可能性」への挑戦

 ○…「戸塚には20年近く通っている。落ち着いた地だし、なんでもそろっている」。戸塚で歌の指導をするとともに歌手としての活動も。来年の1月13日には横浜の赤レンガ倉庫で宮路オサムさんなどがスペシャルゲストとして登場するライブに参加。「今回成功しなかったら歌うことを辞めようかと思う」と鋭い眼差しを向けた。作詞家としても活動し、これまで約100曲もの作品を手掛ける。中でも梶芽衣子さんの『女をやめたい』や安倍里葎子さんの『愛されても愛されても愛されたりない』などが有名。

 ○…作曲家の猪俣公章氏に師事。作詞家としては1990年に坂本冬美さんの『紅葉川』でデビュー。作詞については「登場人物は1〜3人、恋愛について8割、人生についてが2割、どちらかというと、うまくいかない様を描写することが大体の歌謡曲のセオリーであることが多い」。ストーリーに大きな変化はないので「切り口が勝負」と手の内を明かす。「芸能界の古き良き時代を知っているだけに、少しでもその時代を再現する事が出来れば」と思いを馳せる。

 ○…関西外国語大学を卒業後、新卒として1年間OLを経験。「主にマニュアルの翻訳などをして、すごく楽しかった」と当時を振り返る。24歳から7年間タレントとしての活動もしており、テレビで歌を歌ったり、ラジオのMCを務めていた過去も。思い出は「当時からファンだった八代亜紀さんとラジオ番組で一緒になる機会があった。その時イヤリングをプレゼントしたら、それをつけCDのジャケットに写っていた事」と目を輝かせる。

 ○…これからは「可能性を小出しにするのではなく遠慮なく出していくことで無限の可能性を秘めた人になりたい」。今後はまだまだ「競争する場に身を置き挑戦していきたい。アンチエイジングなどはまだまだピンとこなくて」と小気味良い。

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