株式会社ユニバーサルスペース(戸塚町/遠藤哉(はじめ)代表取締役)がこのほど、ビジネスモデル特許を取得した。この特許はITなどを活用した新たなビジネスの手法を対象としており、介護リフォームの分野では日本初だという。
介護の必要な人が、介護保険を利用して自宅に手すりやスロープなどを取り付ける「介護リフォーム」。高齢化で社会的な要望が増えている一方、行政への申請作業などの手順が多いため、従来は工事までに多くの日数を要していた。
そこで同社はリフォームを迅速に行うため、ケアマネージャーや福祉用具業者、リフォーム業者が密に連携できるシステムを構築。これまでメールやファックスでのやりとりが中心だった「施工計画」や「見積り」「部品の受注」といった情報を同時に見られるよう共有(クラウド化)することで、施工までの日数短縮につなげた。
遠藤代表によると、一般的には申請作業や施工を含め1〜2カ月かかる行程を1〜2週間で行うことができるという。現在、このシステムを活用し、全国30店舗でフランチャイズ展開している。
遠藤代表取締役は「一日でも早い手すりの設置を待っている人が多い。施工まで何カ月も待たせる状況を無くし、より早い施工ができるよう、これからも努力していきたい」と話す。
戸塚区・泉区版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|
|
<PR>