戸塚区版 掲載号:2017年11月30日号
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名瀬町の水辺愛護会 20年来の活動を市が表彰 水辺管理通じ地域交流も

社会

(左から)田中会長、土江光(みつる)副会長、小長光(こながみつ)靖則事務局長
(左から)田中会長、土江光(みつる)副会長、小長光(こながみつ)靖則事務局長
 「名瀬町小川アメニティ」(※)を管理する水辺愛護会「名瀬アメニティクラブ」が11月24日、横浜市から20年以上にわたる清掃活動などを評価され、表彰された。同クラブは今後も自然環境改善に貢献すると同時に、地域交流促進の一翼を担っていく考えだ。

 横浜市は、市内に流れる川などの水辺の管理や、美化活動を行う団体を支援する「水辺愛護会事業」を実施しており、今年度でちょうど20年を迎える。それを記念して「アメニティクラブ」も同年の活動を継続してきたことから、「20年表彰」を受けた。

自然豊かな遊歩道

 同クラブは名瀬第4町内会の一組織として活動。町内会長の田中國夫さんがクラブ会長を兼任している。このアメニティが竣工した当時から、30年以上にわたり管理してきた。

 活動は主に月1回の清掃・除草が中心。毎回、町内会員の3分の1を超える130人前後が参加するなど、熱の入った活動を続けている。

 かつてこの小川は、水田に利用されていたが、1960年以降の宅地化により生活排水が流れ込み、水質が悪化していた。その後、市の整備により自然水のみが流れるようになり、水質は改善。さらに同クラブ結成後清掃活動を継続してきたこともあり、現在は初夏になるとホタルが幻想的な光を放つほか、カワセミが訪れるなど、自然豊かな環境が作られている。四季折々の花も咲き、高齢者や親子連れの散歩道、通学路として地域に愛されているスポットだ。

水辺と共に育つ地域

 名瀬第4町内会はこれまで、「名瀬町小川アメニティ」を中心に、様々なイベントを開催してきた。川沿いに農園を設置し、町内子ども会のサツマイモ掘りを行うほか、源流に近い西蓮寺では盆踊りなどを実施している。

 また名瀬川沿いの広場でも祭りを開催するなど、水辺と深い関係を続けている。田中会長は「川と共に育ってきた地域。だからこそ川を大事にしようという意識も生まれていると思う。今後も町内の人がほっとするような場所づくりをしていく」と話した。

※名瀬町小川アメニティ…戸塚カントリー倶楽部を源流に名瀬町西部を流れる小川と、その脇の遊歩道の総称。同ゴルフ場を源流とする名瀬川とほぼ並行して走っており、全長約600m。1990年に市が整備し、モニュメントや小川の中を歩くことができる飛び石などが設置されている。

清掃活動の様子
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