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戸塚区版 公開:2018年4月26日 エリアトップへ

水陸両用バス 名瀬町からきょうも出発 みなとみらいで活躍中

経済

公開:2018年4月26日

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「スカイダック横浜」を前にする唐戸所長(写真右。左・田中船長、中央・飯田船長)
「スカイダック横浜」を前にする唐戸所長(写真右。左・田中船長、中央・飯田船長)

 ゴールデンウィークが近づいてきた。近年市内観光地としてみなとみらいは人気を呼んでいるが、このエリアを周遊する水陸両用バス「スカイダック横浜」をご存じだろうか。実はこのバス、名瀬町から同地区に毎日出発し、観光振興に一役買っている。

 「車両を走らせていると、近くの名瀬小学校などの児童さんが『あれ何だ?』といったリアクションをしてくれることがあります」と笑顔で語るのは「スカイダック」の田中伸明船長だ。

 全長12m、高さ3・8mあるこの水陸両用バス。車両側面には海をイメージさせる巨大クジラのイラストが描かれており、街中を走っていると否応なしに目にとまる。

 運営するのは、日の丸自動車興業(株)とシティアクセス(株)。名瀬町にある横浜営業所を車両基地とし、連日朝8時過ぎにはみなとみらい地区に向けて出発している。

観光振興に一役

 横浜市は2014年、水上交通や観光船などの利用促進をするため、「レクリエーション等活性化水域」の設定を実施。その一環として観光名所と海を結び、横浜港の景観を陸と海から楽しめる水陸両用バスの導入を決定した。公募の結果、同社が選定され、16年10月にグランドオープンした。

 コースは桜木町を出発点とし、市開港記念会館(ジャックの塔)、神奈川県庁、赤レンガ倉庫など陸路の名所を回った後、日本丸メモリアルパークから海に入る。ここが“スプラッシュタイム”と呼ばれるコースの大きな見せどころで、水しぶきが吹き上がり、乗客から大きな歓声が沸き起こる。そこから海に出て、みなとみらいみらい周辺を一望していく。

 これまでの利用者数は16年が9千人、17年が3万1千人、18年が5千人に上る(3月末時点)。

 昨年4月からは夜間運航もスタートしており、横浜観光を楽しむための1手段として浸透を深めているようだ。

 唐戸和彦横浜営業所長は「縁あって戸塚区に車両を置いています。区民の方にもぜひ、乗車して欲しいですね」と話している。

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