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施設長を勤める東俣野町の特養「和みの園」で地域交流カフェを始めた 木内 菜穂子さん 茅ヶ崎市在住 51歳

掲載号:2018年5月10日号

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「おいで」で人を包みこむ

 ○…「思わずみんなに『おいで』って言いたくなる」――。自身が施設長を勤める特養「和みの園」で4月27日、地域交流カフェをオープンさせた。飛び交う来場者の朗らかな声を聞き「始めて良かった」とにっこり。子どもから高齢者までがふれあえる拠り所をめざし、前進する。

 ○…開設を意識し始めたのは2年前。ちまたで展開され始めたコミュニティサロンやこども食堂に心を動かされた。「若い人との交流が少ない高齢者施設で、多世代が集う場がつくれないだろうか」。そこで思いついたのが、誰もが気軽に出入りできるカフェ。熱い思いに魅せられた職員や近隣住民らがいつしか協力するように。「子どもが遊べる場を設けよう」「庭で育てた花を飾って高齢者に癒しを届けよう」と皆のアイデアを形にし、オープンにこぎつけた。

 ○…川上町出身。幼い頃は共働きの両親に代わり、祖父母に育てられた。「晩年の二人のそばにいられなかった」という後悔から、介護の道へ。多くの経験を積む中で、「自分が住むまちで生涯を終えることが、利用者にとっての幸せなのでは」と感じるように。園の代表を務めてからは「看取りもできる施設」をコンセプトに運営。仕事は深夜まで続くこともあるが、「誰かの“生”に寄り添う尊い仕事。やめたいと思ったことはない」ときっぱり。溢れんばかりの包容力で、日々利用者と向き合う。

 ○…地域にとって、人と人とのつながりが大きな財産になることをカフェづくりから学んだという。今後はもっと多くの人を巻き込めるよう、映画や健康相談を交えた「変わり種のカフェ」として展開していく。「戸塚には素敵な方がいっぱい。皆さん、いつでも待ってます」。住民を受け入れる態勢は万全だ。

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