戸塚区版 掲載号:2018年5月24日号 エリアトップへ

戸塚町在住武田さん ウィッグでがん患者応援 自身の闘病経験生かす

社会

掲載号:2018年5月24日号

  • LINE
  • hatena
自社で扱うウィッグを紹介する武田さん
自社で扱うウィッグを紹介する武田さん

 戸塚町在住の武田さわ子さん(61)が営む、がん治療をしている人を対象にした医療用ウィッグ(※)の販売会社が設立1年を迎えた。自身も2009年、乳がんに罹患。闘病中に出会ったウィッグに助けられた。経験を生かし、現在はがん患者を支える立場として、日々奮闘中だ。

 「私のがん治療の経験が一人でも多くの患者さんの支えになれば」--。

 そんな思いから、昨春、自身が闘病中に愛用した医療用ウィッグを販売する(株)明和企画を立ち上げた。自宅にサロンを開設し、抗がん剤の影響による脱毛時のアドバイスや、各々に適した商品の紹介などを行っている。

 この1年で約50人の相談に対応。実際の利用者からは「自分に合ったウィッグを選べ、おしゃれを諦めずに済んだ」や「髪が抜けて本当につらかったが、ウィッグが生きる勇気をくれた」といった声が寄せられている。

「自信を持ってかぶれた」

 武田さんは2009年に乳がんと診断され、右乳房全摘出を行っている。手術はとてもつらいものだったが、それに追い打ちをかけたのが、抗がん剤治療による脱毛だ。「髪は女性の命。少しずつ抜けていく髪が全てなくなるのを想像すると、涙が止まらなかった」と振り返る。ウィッグを探し始めたが、品質や値段はメーカーによって千差万別。自分に最適なものがなかなか見つからず焦燥感に駆られた。

 そんな中、友人の紹介で著名なウィッグプロデューサーの商品と出会う。「着用してみたらとても自然で、すぐに馴染んだ」と感銘を受けた。自分で簡単にサイズ調整ができ、締め付け感もなく蒸れにくいのが特長。なにより、時間が経ってもヘアスタイルが維持されるので、つねにおしゃれが楽しめたという。「自信を持ってかぶれるウィッグに助けられ、希望を見出せた。この良さを広めようと、会社を設立した」と話す。

医療機関で講習も

 現在では、県内の総合病院やがん相談支援センターでウィッグ選びのポイントを伝える講習会を開催するなど、医療機関と提携した活動にも尽力している。武田さんは「いつかお客さんからの要望を集めて形にした商品も提供したい。ライフスタイルに合った、ありたい姿でいられるようなウィッグを探す手伝いができれば」と展望を語った。

 問合せは武田さん【電話】045・864・8141。

※医療用ウィッグ…抗がん剤の副作用などで脱毛した際にかぶるかつら。地肌に優しく、通気性の良いつくりとなっている。

平成横浜病院

ヘルスケアセミナー5月18日(土)「排泄って大切!」参加無料・先着50名

https://yokohamahp.jp/

フォーラム映画上映会

横浜市戸塚区上倉田町435-1 045-862-5056

http://www.women.city.yokohama.jp/

<PR>

戸塚区版のトップニュース最新6

ラップで「戸塚愛」表現

区出身アーティスト

ラップで「戸塚愛」表現 文化

”地元の先輩”を迎えた新曲

1月23日号

オリ・パラ  準備は万端

黒岩知事インタビュー

オリ・パラ 準備は万端 社会

1月23日号

ラポール上大岡オープン

ラポール上大岡オープン スポーツ

障害者スポーツの拠点

1月23日号

環境変化に対応し10年

戸塚区子育て支援拠点

環境変化に対応し10年 社会

母親のつながり生かす

1月16日号

定住意向が8割に

戸塚区民意識調査

定住意向が8割に 社会

「生活・交通の利便性」評価

1月16日号

「戸塚のまちづくり一緒に」

吉泉区長

「戸塚のまちづくり一緒に」 社会

本紙に新年の抱負 語る

1月9日号

2788人が門出

戸塚区の新成人

2788人が門出 社会

13日、横アリで式典

1月9日号

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 1月1日0:00更新

  • 4月25日0:00更新

  • 4月26日0:00更新

戸塚区版のあっとほーむデスク一覧へ

最近よく読まれている記事

コラム一覧へ

戸塚区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2020年1月23日号

お問い合わせ

外部リンク