戸塚駅西口の再開発の歴史を学ぶことで地域の安全安心につなげようと、戸塚警察署で3月19日、署員向けの講習会が開催された。各課から約60人が参加した。
この日登壇したのは、戸塚駅前で「戸塚ストア」「戸塚デパート」を運営してきた、株式会社戸塚デパート代表取締役会長の森本剛志さん。半世紀以上の歳月をかけ完了した再開発の歴史を、当事者の目線から説明し、「戸塚駅は初めて訪れた人には迷ってしまうような造りとなっているが、閉店を余儀なくされた店など様々な犠牲のうえでなんとか再開発にこぎつけた経緯があった」と話した。
同署ではこれまで、地域から講師を招き講習会を行うことはほとんどなかったという。担当者は「こうした地域の生の声を生かし、防犯や交通事故防止にしっかりとつなげたい」と振り返った。
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