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社会福祉法人朋光会 鎮魂歌(レクイエム)に祈りこめる 28日 ソリスト招き、慰霊祭
戸塚区名瀬町にある社会福祉法人「朋光会」(福村正理事長)が9月28日(土)、特別養護老人ホーム太陽の國で慰霊音楽祭を行う。午後3時開演(2時開場)。入場無料。
音楽祭は施設で生涯を終えた人々を慰霊し、ケアに携わってきた職員やボランティアを激励するため、1986年の設立以来毎年続けているもの。今回、一人でも多くの人にこの取組みを知ってもらおうと、初めて地域住民に向けて開催する。
出演は、広い音域をのびやかに歌う高度な技術「ベルカント唱法」を会得したソプラノ・出口正子氏、日本最古のオペラ団体「藤原歌劇団」に属し、数々の舞台を踏んできたソプラノ・小林厚子氏とテノール・持木弘氏、「カルメン」「魔笛」などの有名作品でメインキャストとして活躍してきたバリトン・大沼徹氏。
第1部は同法人のために作曲された独自の「レクイエム」をソリストと有志合唱団らが歌い上げ、第2部は北原白秋作詞・山田耕筰作曲の「待ちぼうけ」といった親しみやすい日本の歌をはじめ、ヴェルディ「椿姫」などの独唱が披露される。
音楽療法に注力
医療と福祉の両方に力を注ぎ、高齢者の「安全」「安心」「癒し」を提供する同法人。特に注力しているのが「音楽療法」だ。先代の理事長・福村豊氏が、簡単な楽器演奏や合唱などを通じて利用者の心身の活性化につなげようと導入。音楽祭もその一環で行われてきた。
福村理事長は「慰霊祭は命を全うした利用者と支えてきた職員・家族にとって、ケアの集大成ともいえる行事。ぜひ地域の方々にも来て頂けたら」と話す。問合せは【電話】045・812・8435。
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4月18日