神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
戸塚区・泉区版 公開:2020年4月9日 エリアトップへ

区内士業団体 コロナ問題、無料サポート 飲食店などの相談相次ぐ

社会

公開:2020年4月9日

  • X
  • LINE
  • hatena
事務局の様子(上)と専用の相談シート(下)
事務局の様子(上)と専用の相談シート(下)

 区内に事務局を持つ、税理士などで構成される士業団体が3月15日、無料の「新型コロナ緊急対策室」を開設した。特に売上が激減した飲食店からの相談が相次いでおり、清水敏博代表は「専門家としてサポートを行い地域経済の元気を取り戻せれば」と話す。

 対策室を開いたのは区内を中心に活動する税理士や社労士、中小企業診断士など11の士業で構成される「(一社)LTRコンサルティングパートナーズ」。約20年前に複数の士業が連携して設立され、リーマンショックや東日本大震災などでも一貫して中小企業の経営者に寄り添ってきた。

 今回開設した緊急対策室は、新型コロナに起因した経営の問題を抱える中小企業・小規模事業者を対象にした無料の窓口。専用シートに必要事項を記入のうえFAXすると、事務局から連絡が入り、相談内容に応じた適切な窓口を紹介される。費用は初回面談まですべて無料対応だ。

 相談は4月6日時点で10件以上の連絡が入っている。同団体の加藤博明税理士は「主に融資関係が多い。区内の飲食店は売上が昨年3月比で3割から4割ほど落ちるなど深刻な状況」と話す。また、要件に応じ行政の支援策や日本政策金融公庫などの融資プランを紹介しているが、「返済もあるため判断は慎重に」と伝えているという。

 そのほか、工期が遅れ人材費が膨らんだ建設業関係者からの相談もあり、新型コロナの影響は多方面に及ぶ。戸塚区商店街連合会の三枝木鉄朗会長は「今回の取組を区商連でも共有する。区内商店会でも支援対策が始まっており、区商連としても今後、効果が期待できる策を行っていきたい」と語る。清水代表は「複数の士業がワンチームとなり支援するので相談場所がわからない方などはまずご連絡を。ともに窮地を乗り越えましょう」と呼びかける。詳細は同事務局【電話】045・443・6346。

戸塚区・泉区版のトップニュース最新6

デジタル活用で施策推進

黒岩知事インタビュー

デジタル活用で施策推進

新地震防災戦略策定へ

1月16日

自主制作映画を上映

名瀬町在住斎藤さん

自主制作映画を上映

「“狐”に騙されず、自分の道を」

1月16日

保全・再生計画 策定へ

柏尾川桜並木

保全・再生計画 策定へ

次年度 ふるさと納税活用

1月9日

3万5千人が二十歳祝う

横浜市

3万5千人が二十歳祝う

横アリで13日に式典

1月9日

人にやさしいまち、横浜へ

人にやさしいまち、横浜へ

山中市長が新年の抱負

1月1日

「リーグ優勝で価値を本物に」

横浜DeNAベイスターズ

「リーグ優勝で価値を本物に」

チーム統括本部長に聞く

1月1日

平成横浜病院

横浜市の健診・検査

https://yokohamahp.jp/

<PR>

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 1月16日0:00更新

  • 1月1日0:00更新

  • 12月19日0:00更新

戸塚区・泉区版のあっとほーむデスク一覧へ

コラム一覧へ

戸塚区・泉区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2025年1月16日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

X

Facebook