東戸塚商店会(森田達美会長)が4月13日から、新型コロナウイルスの影響で客数が落ち込み、打撃を受けている商店会加盟の飲食店支援に動き出した。デリバリーでの弁当販売を行う店舗に対し、注文の受付や配達に商店会から人員を送り込んでいる。
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新型コロナ感染が広がるなか、政府の外出自粛要請を直接的に受けた業態の1つが飲食業だ。同会の三根翔太会計によると会加盟の15店舗の中にには、昨年3月比40%、4月に入ってからの緊急事態宣言発令を受け、60%減にまで売上が落ち込んでいるという。
そこで同会は、飲食店の「お客様に食べてほしい」と外出ができない人の「お店のものも食べたい」をつなぐ取り組み「東戸塚EATS」をスタートさせた。
加盟店舗で働くアルバイト店員などを投入し、インターネットでの受付業務から商品の配達までを受け持つ。森田会長は「アルバイトの方の雇用もこの配達業で守っていきたい」と話す。
翌日の予約販売で注文受付。前日午後8時までに申し込む。配達時間は【1】11時半〜12時半【2】16時〜18時【3】18時〜20時。エリアは東戸塚エリア周辺。現在4店舗が対応している。
森田会長は「私たちはこの街が大好き。宅配弁当で家にとどまる子どもたちにも元気を届けたい。商店会としてこの厳しい局面を乗り越えていく」と力を込めた。
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