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大型海洋観測船「みらい」の初代船長として戸塚柏桜荘で講演する 赤嶺 正治さん 藤沢市在住 73歳

掲載号:2020年9月24日号

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希少な「海の経験」伝えたい

 ○…今秋、区内の老人福祉センターで「海の魅力を知る船長」として講演の場に立つ。40年間の船員生活で経験したのはマラッカ海峡の航行安全調査のため日本代表の一人としての参加や、世界最大規模の大型海洋観測船「みらい」の初代船長就任などさまざま。こうした希少な体験談を披露する。「日本は海なしでは生きていけない。その大切さや魅力を伝えるのが、私たちの務めです」

 ○…大分県出身。小学生のときに聞いた外航船の元船長の話がすべての始まり。「1万トン以上もある大型船で生活し、ふと空を見上げれば星空があるなんて話に深く感動して」。以来船員を志し、高等専門学校を経て日本郵船(株)へ。一年の半分以上を海上で過ごすうちに「より視野を広めたい」と通信教育で経済学を学ぶ。さらに勉強を進めるため研究機関や大学にも所属し、海上交通や操船などを研究。海ほたる建設にも携わり、「海上だけではない専門家」として国連など各所から頼られる存在となる。

 ○…1995年、そのキャリアから大型海洋観測船の船長として白羽の矢が立ち、約10年間北極海など海洋調査に尽力。環境保全にもつながる重要な仕事のため、寄港した際に各国首脳などから励ましの言葉をもらうことも。「海を知ることは地球を守ること。社会のために働けるこの仕事は本当にやりがいがある。海は人に元気を与える自然そのものなんです」

 ○…第一線から退いた現在、「悠々自適の生活を送っています」とにっこり。モノづくりが趣味で、「社会に役立つものを」という思いで防災・減災に役立つ道具を開発したことも。船員の成り手不足に危機感を覚え、海の魅力を世の中に伝え続けていくことで「若者が海を目指すきっかけになれば」と力を込めた。

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