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日本音コンホルン部門 平戸の佐藤さん「実質1位」 87人参加した中の快挙

文化

掲載号:2020年11月26日号

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「相性が良い」というホルンを手にする佐藤さん
「相性が良い」というホルンを手にする佐藤さん

 平戸在住で洗足学園音楽大学2年生の佐藤俊輝さん(20)が先月末、東京都で開かれた「日本音楽コンクール」(主催=毎日新聞社とNHK)のホルン部門で1位なしの2位に選ばれた。”狭き門”として知られるプロ演奏者への道のりの第一歩を記した形だ。

 約90年前の1932年に開始以来、数多くの有望な新人を世に送り出してきた、楽壇最高峰に位置づけられる同コンクール。「ホルン」「作曲」「声楽」「ピアノ」「バイオリン」「チェロ」の6部門に分かれる。

 佐藤さんが出場した「ホルン」は、プロ・アマを問わず29歳以下が参加資格対象。公開審査が3回にわたり行われ、順位が決定した。

「本選に行けるとは」

 9月中旬に開かれた1次予選には87人が参加し、13人が通過。同月に行われた2次予選を経て、4人が本選に進んだ。佐藤さんは「初めて挑んだコンクール。4月から標準を合わせてきたが、正直本選まで行けるとは。嬉しかった」と心情を率直に吐露する。

 しかし本選までは1カ月しかなく、練習時間が思うように取れないまま迎える。1、2次はピアノ独奏をバックに課題曲を演奏してきたが、本選は東京フィルハーモニー交響楽団を従え、ジェイコブ作曲「ホルン協奏曲」を吹いた。「難易度が高く、初めての曲。全体としてはまだまだの出来だったと思う」と振り返ったものの、審査員の評価は高く、結果は「実質1位」という大きな成果を手中におさめた。

楽器に合わせて変化

 佐藤さんは境木中学校の吹奏楽部に入部後、本格的にホルンを始めた。「小学生のとき、姉のホルンをそっと吹いてみたんです。それが出合い」。特徴を「誰とでも仲良くできる楽器」と表現する。ホルンは、金管、木管、弦楽などさまざまな形態の合奏に加わるほか、オーケストラではハーモニーを奏でるため、2本、4本、6本と対になるように配置されることが多いという。「小さいときは内向的な方だったが、ホルンに触れてから、自然と明るい性格になっていった。楽器に合わせて自分が変化していった感じ。相性が良いんですね」と語る。

 1日最低5時間を練習にあてる佐藤さん。将来はオーケストラでプロ演奏家として活躍する希望を持つ。「厳しい道だが、新しいスタートを切れた。頑張りたい」と明快に話した。

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