戸塚区版 掲載号:2021年10月21日号 エリアトップへ

プロ棋士で自伝『泣き虫しょったんの奇跡』の著者として戸塚図書館主催で講演する 瀬川 晶司さん 南舞岡在住 51歳

掲載号:2021年10月21日号

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「将棋は人生の宝」

 ○…講演会のテーマは「夢をあきらめない」。一度はプロ棋士という夢をあきらめたが”将棋が好き”という思いから逆境を乗り越えてきた経験を語る。「私と同じ戸塚区民の方を前に話が出来るのは光栄なこと。何かに打ち込むことは人生の財産。それを伝えたい」

 ○南舞岡小1期生。小学5年のときに将棋に熱中し、唯一のプロ養成機関である「奨励会」に中学生で入会を果たす。舞岡高校卒業後も将棋に打ち込みプロを目指してきたが、実績を残せなければ退会という年齢制限を前に26歳で挫折。「目標が絶たれ全てが無駄だったと将棋を恨んだ。同級生はすでに社会人で、自分だけ取り残されたと思っていた」と話す。

 ○…夢破れ、絶望感を抱えながら通ったのが戸塚図書館。読書や勉強をしていると自然と心が落ちつき、前へ進めるように。翌年には27歳で大学へ。初のアルバイト挑戦など、一変した生活の中で、将棋を通して学んだ経験が生かせたことから「無駄な時間ではなかった」と気づき、趣味として将棋を再開。卒業後はサラリーマンとして働きながら、アマチュア大会に出場し優勝。幾度となくプロとの対局で勝利し始めると、周囲からプロ入り嘆願を勧められた。戦後、奨励会を退会後のプロ入り事例はなかったが、連盟に持ちかけたところ、特例で試験の機会を与えられ、35歳で夢を叶えた。一躍時の人となり、著した自伝は映画化もされた。「将棋があったから、多くの人に出会い人生が豊かになった。将棋は私の人生の宝」

 ○…趣味は温泉通いや水泳。長時間にわたり対局するため、体力づくりに気を使っている。コロナ下の最近は、料理にも力を入れ、「揚げたてのから揚げは最高。片付けが面倒ですけど」と照れ笑いを浮かべた。

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横浜市の健診・検査

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