神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
戸塚区・泉区版 公開:2022年6月23日 エリアトップへ

戸塚無料塾 子どもの学習支援に貢献 設立5年 運営が充実化

教育

公開:2022年6月23日

  • X
  • LINE
  • hatena
授業の様子
授業の様子

 小学生や中学生を主な対象とする「戸塚無料塾」が設立5周年を迎える。会費は月1000円。元教師、社会人、大学生のほか、近年では高校生も指導に回る独自のスタイルで、地域の子どもたちの学習支援に力を入れている。

 「当塾は進学塾ではないが立ち上げから5年が経過し、『成績上がりました』や『漢字テスト100点が取れた』の声が上がるようになって来た。とても嬉しい」。こう語るのは、高橋信雄運営委員会会長だ。

 戸塚無料塾は2017年11月、元高校教師の高橋会長や事務局長を務める三木敏一さんらが、全国的に「こども食堂」開設の機運などが広がるなか、「あらゆる家庭の子どもが通いやすい学習塾を戸塚に作りたい」という思いから設立。翌年、戸塚区社会福祉協議会の登録団体となり、同協議会がある「フレンズ戸塚」の会議室に拠点を設置し、助成金を活用しながら運営を続けている。

 現在、主に区内の小中学生約20人ほどが通塾。各自が学校の教科書を持参し、学びたいことに取り組み、分からないところを指導者に聞くスタイルが基本だ。指導者の年齢は幅広い。上は80代から下は20代の大学生、最近では高校生も加入する。受け取る謝礼金は数百円から千円程度。ほぼボランテイアとして子どもたちと向き合う。

 三木事務局長は「定年退職後の地域貢献の一環、精神的にバランスを崩した人が社会復帰の一歩としてなど、この塾で生きがいを見つけている指導者もいる」と話す。東戸塚小学校5年生の三輪のぞみさんは「年齢が近い先生もいて、話しやすくて、わからない所もすぐ教えてもらえるのが良い」 と笑顔を見せる。高橋会長は「アットホームな雰囲気が特徴。安心できる場所として子どもや保護者に活用してもらえれば」と語る。

生徒を募集中

 同塾では生徒を募集中だ。毎週、月曜日の午後4時半から8時まで(都合の良い時間帯で参加)。会費は月千円だが、同一世帯2人目からは1人につき500円(経済状況により免除制度有)。問い合わせは三木事務局長【携帯電話】090・3141・6011。

〈神奈川県後期高齢者広域医療連合からお知らせ〉

【75歳以上の方が対象】いざ、健康診査へ!今こそ自分の身体を見つめなおす時

https://www.union.kanagawa.lg.jp/1000011/1000645.html

<PR>

戸塚区・泉区版のトップニュース最新6

高齢者への配食続け100回

名瀬町つむぎの会

高齢者への配食続け100回

前身団体の活動を引継ぐ

10月24日

プレミアム付商品券再び

泉区商連

プレミアム付商品券再び

11月2日に立場で販売

10月24日

能登の料理人招き講演

矢部町・善了寺

能登の料理人招き講演

被災地の現状に「寄り添う」

10月17日

「地域カフェ」を交流の場に

泉区・萩丸地区

「地域カフェ」を交流の場に

サ高住が定期開催へ

10月17日

2団体コラボで歌謡喫茶

戸塚区

2団体コラボで歌謡喫茶

第4金曜 定期開催へ

10月10日

楽器不足解消に支援募る

松陽高校吹奏楽部

楽器不足解消に支援募る

来年3月までクラファン

10月10日

ウスイホーム戸塚店

横浜市戸塚区戸塚町10 ラピス戸塚1ビル Ⅰ 地下1階 0120-934-106

https://www.usui-home.com/

<PR>

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 9月19日0:00更新

  • 7月25日0:00更新

  • 7月18日0:00更新

戸塚区・泉区版のあっとほーむデスク一覧へ

イベント一覧へ

横浜できのこ好きの祭典

入場無料

横浜できのこ好きの祭典 きのこ文化横浜

10月26、27日にMMテラスで

10月26日~10月27日

戸塚区・泉区版のイベント一覧へ

コラム一覧へ

戸塚区・泉区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年10月24日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook