川上町にある(学)彩煌学園湘南医療福祉専門学校の「横浜市消防団協力事業所」認定式が7月27日に行われた=写真。
同制度は消防団活動に対して積極的に協力する事業所や団体を認定するもの。市内にはこれまで160事業所があり、区内では4年ぶり15事業所目となる。同校は数年前から市内マラソン大会などに学生を協力するなど、地域貢献活動を強化してきた。戸塚消防団にも継続的に入団。今年度、救急救命士になるため勉強中の学生など6人が新加入したことを受け今回の認定に至った。
締結式には同校の君嶋博明理事長のほか、岸信行消防署長、鈴木進団長などが来席。鈴木団長は「消防団は全国的に年々高齢化している厳しい状況。そうした中で学生が入団するということは、団にとって願ってもないこと」と語った。岸署長は「地域住民にとっても事業所が増えることは安心安全につながる。これからも地域連携も含めてご協力をお願いできれば」と語り、君嶋理事長は「国家資格である救急救命士の学科を設置しているが、通常とは別に学生時代から社会貢献をしたいという学生側の意識が高まっている。今後も地域の共生社会実現に向けてご指導をお願いできれば」と話した。
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