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戸塚区・泉区 社会

公開日:2022.10.13

県警が講話
電話で「お金」「カード」は切る
野村證券戸塚支店 特殊詐防止に協力

  • 講話をする岡崎警部(中央)。手前は清水課長

 野村證券戸塚支店で9月27日、神奈川県警特殊詐欺撲滅対策推進本部・岡崎敏明警部による、オンラインでの特殊詐欺防止講話が開かれた。同支店の顧客、職員65人が真剣に耳を傾けた。被害が深刻化する現状を受け、同支店から県警に講話を依頼し、実現したもの。

 当日はまず、戸塚警察署の清水正太郎課長が、8月末日時点(暫定値)の同署管内の特殊詐欺の被害状況を説明した(計59件。うち、オレオレが31件/還付金が19件)。「被害額は1億1700万円、犯行は平日の日中が多い。誰でも被害者になり得る。改めて注意を」と話した。

自ら命絶つことも

 続いて岡崎警部が全国の被害発生状況(22年6月末時点)を解説(件数6860件。額130億2千万円)。「県内は8月末時点で1180件、23億2200万円にもなる。オレオレと還付金が激増中」とし、「犯人は必ず電話でコンタクトを取る。会話中に『お金』『キャッシュカード』の文言が出たら迷わず電話を切る。これの徹底を。被害者が責任を感じ、自ら命を絶ってしまうこともある。この卑劣な犯罪を何としても撲滅しましょう」強く話した。

 戸塚支店担当者は「顧客を被害から守るため、社員に最新の情報を伝えるため企画した。また、行いたい」と語った。

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