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公開日:2023.02.09

東俣野特別支援学校児童
料理作りに初挑戦
視線入力訓練アプリ 活用

 市立東俣野特別支援学校に通う児童の保護者らで構成される団体が、6月に行われる重度障害児・者の支援アプリケーション「EyeMoT」(注)を活用する全国イベントに出場。子どもたちは「料理」作りに初挑戦する。

 同校に通学する、人工呼吸器を使用する子どもたちの保護者を中心に19年に発足した「呼吸器生活向上委員会」。伊藤研究室が企画した今回のイベントには、同会のメンバーを中心に20家族が加入する「こどもハッシン!呼吸器生活向上PROJECT」のほか、全国の道府県から8団体が出場する。

 「こどもハッシン!」は液体を吸引し、飲み物作りや実験ができる、「EyeMoT」を活用した新装置「アクア」(写真参照)を使い、崎陽軒のシウマイにかけるタレを作成する。子どもたちは自身の考えで押しボタンや視線入力で調味料を配合し、提供する側に回る。イベントリーダーの古川綾子さんは「シウマイにかけるタレを作る子どもたちにとって初めての料理作り。クラウドファンディングへのご協力を」と話す。

 鈴木妙佳子代表は「重い障害のある子どもたちが、病院ではなく、地域で暮らしていることを知ってほしい」と語る。伊藤さんは「子どもさんや保護者が、同じ日時に一緒に取り組みをすることが楽しく、意義がある」と話した。

 問い合わせは【メール】kokyuki.kojo@gmail.com 

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