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公開日:2023.04.13
東戸塚駅そば閉鎖中駐輪場
市、再整備含め検討 急ぐ
民間事業者と「対話」
横浜市は現在、施設老朽化に伴い閉鎖をしている東戸塚駅東口の第二自転車駐車場B棟の建替え、再整備を含めて検討中だ。3月末、同所の利活用について民間事業者と対話する「サウンディング型市場調査」を実施。課題はあるものの、今後なるべく早く方向性を示すとする。
市が所有する同駐輪場(1987年開設/敷地面積約600平方メートル)。駅東口に直結していることから、利便性は非常に高い。2019年11月時点の利用台数はバイク364台(定期含む)、自転車407台あり、相当数の利用があった。しかし、施設が老朽化したため、2021年8月に閉鎖。市は定期借地方式で民間事業者の力を活用し、建替え、再整備を含めて検討を進めている。
3月27日から31日まで今事業に関心のある法人などを対象に同調査を実施。市は参加事業者数や事業提案を5月頃に明らかにする予定だ。
商業施設併設案も
昨夏実施された1回目の調査には4社が意見を述べている。「原付100台・自転車200台をレイアウトすると、1〜3階に設置か」「医療施設やカフェ、スポーツジムなどの用途が考えられる」「敷地が狭いため4階までなら施工できる」「子ども乗せ電動アシスト自転車や折り畳み自転車などを収納できるラック式駐輪機の設置は」などの声があがった。
市は今回、それを受け事業方式を絞り込んで対話をしている。▽貸付期間は20年▽既存施設(B棟)は耐震性が低下していることから、事業者の費用で除去工事などを実施▽駐輪場を設置しつつ、商業施設などを併設するなどだ。
弥生台で類似ケース
今回と似たケースがある。来年春の竣工を予定している泉区の弥生台駅北口自転車駐車場がそれだ。駐輪場のほかに地上6階建ての共同住宅、地域貢献施設が収容される。事業者は相鉄不動産(株)が担う。
B棟を使用していた住民の一人は「閉鎖され、めちゃくちゃ不便。いまは、駅まで10分以上かかる駐輪場にとめることも増えている」とこぼす。
市担当者は「住民に迷惑をかけている。市としても駐輪場が必要だと認識している。急ぎ、再整備を含めた方向で検討を進める」と語る。
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