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公開日:2023.06.08
川上北女子ミニバス選手ら
市長に全国全勝を報告
県代表で3戦制す
川上北小学校を活動拠点にするミニバスケットボールチーム「川上北ブルーデビルス」の女子チームが5月30日、全国大会で3戦全勝したことを受け、山中竹春横浜市長を表敬訪問した。選手たちは笑顔で市長に大会の経過を報告した。
市庁舎に市長を訪問したのは、試合の主力となった選手12人と、三橋雅彦監督。
選手たちはそれぞれ市長とあいさつを交わし、名刺を受け取った。初めての経験に緊張した面持ちだったが、しばらくの間歓談すると会場は和やかな雰囲気に包まれた。
市長は「3戦全勝、素晴らしい活躍でした。どんな大会でしたか」と質問を投げかけた。大会当時、キャプテンを務めていた飯塚うららさんは「みんなが強くなったことを感じられた。試合中も声を出して、今までの成果を発揮できました」と報告した。
また、大会で印象に残っていることについては「最終的に大会にエントリーした選手全員が試合に出られた」と笑顔で話した。
続けて、普段の練習の様子や大変だったことなどを聞かれると、選手たちは「週5日、放課後に集まって練習する」「チームをまとめるために声を掛け合っていくことが大変だった」などと答えた。
市長は「一市民としても今回のことは本当にうれしい。今までの経験が大人になった時、糧になる。これからも頑張ってほしい」と激励した。
4年生も出場
「川上北ブルーデビルス」が出場したのは、今年3月末に渋谷区で行われた「第54回マクドナルド全国ミニバスケットボール大会」。
今大会は順位を決めずに、プレーを通して交流を深めることが目的の交歓大会。地区や県予選などを勝ち上がった47チームが、それぞれランダムに選ばれた3チームと試合するリーグ戦形式で勝敗を競った。
大会では身長や運動能力の高い高学年のみで構成されたチームが多い中、「余裕があったので、最初の2試合に当時4年生の選手を出場させられたのはよい経験になった」と三橋監督は振り返った。
キャプテンの飯塚さんは「ここまで来れるとは思ってもなかった。このメンバーでここまで一緒に歩んでこれたのが幸せ」と語った。
「第一に楽しむ」
チームは普段、川上北小学校の体育館で練習を重ねる。三橋監督は、チームの方針について「勝ちにこだわらず、どんな状況でも自分のプレー、試合を楽しむこと」と語った。
そのため、日常生活においても常に前向きな思考を保つことや、失敗した時でも声を掛け、褒め合うことなどメンタル面の強化を徹底する。
先輩が後輩に指導する体制がチームの伝統で、ミニバスを卒業した中学生と定期的に練習試合も行う。三橋監督は「小学校の体育館を自由に使わせていただいている環境に感謝して、今後もミニバスチームとして成長を続けていきたい」と意気込んだ。
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