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戸塚区・泉区 教育

公開日:2023.07.06

児童が考案
「さくらん」大人気
150周年記念マスコット

 「さくらん」は戸塚小学校創立150周年に合わせ生み出されたマスコットキャラクターだ。児童によって、デザイン、名前が決められ、現在では誰にでも愛される人気キャラクターとなっている。

 制作計画が立ち上がったのは2年前。デザイン案を児童から募集し投票で同キャラクターが選ばれた。同校と柏尾川に咲く桜がモチーフ。インパクトがありながら、一年生でも描けるシンプルさが児童にうけた。今では皆、喜んで「さくらん」を描くという。

 児童だけでなく教諭にも人気だ。プリントなどに入れ子どもの学習意欲を促している。さらに今後は行事にも積極的に"参加"させ、修学旅行に"連れていく"ことも検討しているという。教諭らは「子どもがつながることのシンボルとなっている」と話している。

 「さくらん」は今回の150周年記念式典にも登場した。式典では初めてアニメーションとして動く姿を披露。イラストとはまた違う一面を見せ、児童を楽しませた。

 そんな「さくらん」の好きな食べ物は桜餅、嫌いな食べ物は梅干し。基本的に言葉を話さないが、「心が通じ合っている児童だからこそ、聞き出せた情報」と教諭は話す。

"本人"にも取材

 今回、本紙では内密に「さくらん」にインタビューを実施した。やはり言葉での返答は得られなったものの、児童への思いについて「皆の笑顔と幸せを願い、子どもたちの未来を見ている」との謎のメッセージによる回答が得られた。

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