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公開日:2023.12.14

区内少年野球チーム
市秋季大会で2冠
50周年の節目に快勝

  • 優勝に笑顔のAチームの選手=提供

 区内を拠点に活動する少年野球チーム「戸塚アイアンボンドス」が11月25日、保土ケ谷区の会場で行われた横浜市小学生野球連盟主催の秋季大会と4年生大会で、2冠を獲得した。今年設立50周年の節目に獲得した好成績を、選手・保護者・スタッフ全員で祝った。

 横浜市小学生野球連盟(通称YBBL)が主催する秋季大会には、加盟する市内約200のチームが参加。8月から約1カ月半のブロック予選を実施し、勝ち抜いた32チームが、決勝トーナメントで優勝を争った。

 普段は、川上北小学校校庭や上品濃のグラウンドで練習する同チーム。桑山嗣俊監督は「個人の技術はもちろん、チーム力強化も常に意識している」と話す。選手の練習時間・量の確保はもちろん、スタッフや保護者も含めたチーム力=アイアンボンドス(鉄の結束)重視のスタイルが、強さの理由だという。

 今回、小学5、6年生17人で構成されるAチームが秋季大会に、3、4年生24人で構成されるBチームが4年生大会にそれぞれ出場した。

チーム全員で喜び分かつ

 Aチームは、予選すべての試合でコールド勝ちを収め、難なく決勝トーナメントに駒を進めた。途中、故障やインフルエンザで欠場者が出るなど、万全なチーム体制ではない中挑んだ1回戦、相手は春季大会の優勝チーム。猛攻に強固な守りで耐え、3対2で粘り勝った。チームはそのまま勢いをつけ、準々決勝以降はベストメンバーの安心感も伴って、決勝戦では3対0と完全勝利を収めた。

 Bチームは、区内予選で長年の宿敵を初めて破り、決勝進出を果たす。波に乗ったチームは、各区の代表と対峙するトーナメント4試合は圧倒的な力を見せつけ、決勝戦では14対0の圧勝。普段の練習で鍛えられたチーム力を生かし、安定した連携プレーを披露した。

 Aチームは昨年秋に引き続き、今大会3度目の優勝。Bチームは初優勝を飾った。

 今年設立50周年の節目に、市内最大規模の大会で2冠を獲得した快挙に、選手はもちろんチームスタッフや保護者もともに、試合後に”炭酸ファイト”で喜びを分かち合った。

 桑山監督は「少年野球は毎年選手が変わり、チームの色も異なる。その中でチーム力を引き出して、一人ひとりが良い思い出を残せるように今後も努める」と意気込んだ。

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