戸塚区・泉区 ピックアップ(PR)
公開日:2026.02.26
あの頃の泉区、これからの泉区 vol.6〜2026年泉区制40周年〜 #住むなら泉区
いざに備えて、仲間と日々
相澤瑞紀さん(泉消防団第二分団)
大規模災害時には各地で同時多発的に被害が生じることが想定される。日頃、地震や火災などの際に頼りになるのは消防署組織だが、それと並び重要な存在の一つが地元住民らからなる「消防団」だ。
泉消防団は10年前の2016年、定員480人に対して団員数は385人(80・2%)にとどまっていた。その後の広報と啓発活動で充足率を上げてきており、23年には100%、現在も472人(98・3%)が所属している。
女性の団員も増えており、区全体では85人が活動している。団は地域ごとに5つの分団に分かれており、中でも新橋町や岡津町を担う第二分団は4割近くを女性が占める。40〜50代の女性が多いが、10代の団員もいるという。
入団6年目の相澤瑞紀さん(43)は「訓練は部活動みたいでもあり、リフレッシュになる。できなかったことができるようになるのもうれしい」と話す。
救命対応も身につき
相澤さんは長野県出身。仕事のために横浜に移り、結婚を機に泉区新橋町で暮らすようになり10年ほどになる。「私が育ったのは山の方でした。横浜はみなとみらいのイメージだったけど、泉区は畑も多くて、横浜でもこんなにのんびりした場所があるんだと思いました」
入団のきっかけは、「地元で消防団に入った」という同僚との会話。「少しだけど、ちゃんと報酬も出るんだ」。話を聞きいて少しずつ興味を持ち始めていた頃、岡津消防出張所の所長から声をかけられ、一歩を踏み出した。
思い返したのは娘が2〜3歳の頃のこと。「熱性けいれんを起こした時に、あたふたしてしまったんです」。消防団では救命講習もあるため、「そういうのを学べるのもいいなと思いました」。
月に一度の訓練
相澤さんの所属する第二分団では月に1度、日曜の午前などに訓練を実施。ホースの操法に整列、チェーンソーや油圧ジャッキなどの資機材の使用方法も確認する。「いざという時に動けるように、やっぱり日頃の訓練は大事ですね」。
学生時代はバスケ部やスキー部に所属していた相澤さんだが、「放水だけは今も毎回筋肉痛になる。すごい圧力なんですよ」と明かす。一方で、「火災現場というと危険なイメージがあるかもしれないけど、実際には団員は後方支援が中心。周囲の交通整理など、やらなきゃいけないことはたくさんあるということも知りました」。
温かな地域とつながり
活動への参加姿勢が評価され、昨年からは副班長に。「町のどこにAEDや消火栓がどこにあるかは、日頃から目につくようになりました」と笑顔を見せる。さらに「例えば人が倒れていたり、以前なら怯んでしまう場面でも、落ち着いて対応できると思えるのは訓練のおかげ」といった実感も口にする。
入団後、団員同士のつながりができただけでなく、地域のイベントや防災訓練をサポートする機会も。「新橋町は人のつながりというか、温かい雰囲気がありますよね」
入団の動機は「地域のため」というわけではなかったが、「この瞬間に大地震が起きたら?」そんな問いに対する備えの必要性を一層感じている。「忙しい現役世代こそ、いざを想定した備えや集合場所など家族の約束事を確認してみて欲しいと思います」
泉区役所PR(40周年へ⑥)
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横浜市泉区
https://www.city.yokohama.lg.jp/izumi/shokai/kinenjigyo40/torikumi.html
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