皆様の声がカタチに! 市政報告 AI活用で戸塚駅周辺の渋滞実態調査 横浜市会議員 中島みつのり
私は地域の課題を早期に解決するため、AI解析等のデジタル技術を活用し、現状を可視化・数値化した上で行政などに改善要請を続けています。これまでに区内の渋滞箇所を解決するため、戸塚駅西口の「バスセンター前交差点」など4カ所で交通量調査を行ってきました。
その一環として3月、戸塚駅東口側の上倉田交差点の交通・歩行者横断実態と、アンダーパス近くの吉田大橋の混雑実態の調査を実施。民間企業と協力して道路状況を撮影した映像をもとに、AIで解析しました。
上倉田交差点は、禁止されている斜め横断歩行者の実態を調査。吉田大橋は、戸塚駅方面から吉田大橋を渡る車両の滞留長の実態を調べました。
上倉田交差点
上倉田交差点は全時間帯(午前7時〜午後7時の内、朝・昼・夕方の各2時間計6時間)を通じて実に27・7%の歩行者が斜め横断をしていました。また、交差点を横断し切れていない残存横断者が朝昼平均で約15%いることも判明。
吉田大橋
一方、吉田大橋は午前7時30分〜同9時の朝の通勤時間帯に、吉田大橋交差点から橋の端までの渋滞回数が19回、橋を越えて次の信号までの渋滞が15回発生。この時間帯の87・2%が渋滞状況であることが分かりました(滞留長調査)。要因は、戸塚駅方向から吉田大橋交差点を右折する車両が原因と推察されます(戸塚駅方向から吉田大橋を渡った車両の27・2%が右折車)。
このような実態がAI等を活用したデジタル調査により、数字として見える化された形で把握できました。
今後はこれらのデータを参考に、行政、警察と協力し、残存時間が分かる信号機の設置、青信号の時間延長や橋幅拡張による右折車線の設置等、安全で利便性の高い交通環境の実現に努めます。
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