泉区和泉町にある宝心寺の境内に安置されている「和泉廻化地蔵(いずみかいかじそう)」は、横山彬総代らが中心となり、例年春の彼岸にあわせ供養を行ってきた。コロナ禍後は、丸地裕信住職や世話人数人のみで供養を行っていたが、今年は9月22日の秋分の日に一般も参加できる形式に復活する予定だ。
安永年間(1772年〜)、「安産・子育て・諸願成就」のため、廻り始めたと推測されているこの地蔵。木像金塗りで、背負い式の木造御堂に納められている。横山総代によると、和泉町全域約300各戸を一晩泊まりを原則に廻っていたというが、人口増加など時代の変遷とともに困難になったため、1971年から同寺に安置されている。
丸地住職は「医療が発達していない江戸時代。多くの乳幼児が亡くなったと思う。大切な子どもが無事に育つよう、仏様に祈願した親の愛情がこもった地蔵尊」と話す。
横山総代は「新住民が増えるなか、こうした貴重で豊かな泉区の伝統文化を広く共有し、次世代につないでいきたい。秋分の日に予定している供養に、多くの方に参加してもらえたら嬉しい」と笑顔を見せる。
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