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公開日:2024.07.18

戸塚区在勤内海春菜子選手
7人制ラグビーで五輪へ
所属チームで初出場

  • 笑顔で意気込みを語る内海選手

  • 山中市長(左から3人目)と横浜市ゆかりのラグビー日本代表選手ら(内海選手は左から2人目)

 戸塚区拠点の女子ラグビーチーム「YOKOHAMA TKM」に所属する内海春菜子選手(24)が、パリオリンピックで7月28日から開催される7人制ラグビーの女子日本代表として出場する。同チーム初のオリンピック代表で、区内では期待が高まっている。

 TKMは、戸塚共立第1病院などの(医)横浜未来ヘルスケアシステムが運営している。

 内海選手は、相模原市出身。大学卒業後、2022年度に同法人運営の介護老人保健施設「ヒューマンライフケア横浜」に就職し、チームにも加入した。以降毎年、女子7人制ラグビーの日本代表として選出されている。国内外のさまざまな大会に出場し、勝利に貢献してきた。

 内海選手が出場する7人制ラグビーは、一般的な15人制ラグビーと同じフィールドでプレーするため、一人ひとりの運動量やスピードが重要になってくる。

 内海選手のポジションはスタンドオフ。受け取ったボールを持ってどこへ走るか、キックするかを判断し行動するため、ゲームの流れを左右する司令塔のような役割を担う。ディフェンスの隙間を駆け抜けて、得点を奪取するプレーを得意とし、オリンピックでも活躍が期待される。

市長訪問で決意表明

 内海選手を含む横浜市ゆかりのラグビー日本代表選手らは9日、パリ出発前に、横浜市役所で山中竹春市長を訪問した。

 内海選手は「初のオリンピックで素直にうれしい。ずっとメダルを目標に取り組んできたので、自分の力を発揮して貢献したい」と熱く語った。

 パリオリンピックは、7月26日開幕。女子7人制ラグビーの初戦は対アメリカで、28日(日)の日本時間午後11時30分からを予定している。

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