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戸塚区・泉区 政治

公開日:2025.07.29

横浜市長選 討論会で候補者5人が舌戦 現職は不参加

  • リハックの討論会(7月24日)

  • 討論会に参加した候補者と進行役を務めたリハックの高橋弘樹さん(右)

  • 合同個人演説会・公開討論会(7月26日)

 横浜市長選(8月3日)の立候補者によるネット討論会が7月24日に市内で行われた。

 ビジネス動画メディア「ReHacQ(リハック)」の運営会社が主催。前市会議員の高橋徳美氏(56)、元長野県知事の田中康夫氏(69)、元会社員の斉藤直明氏(60)、野菜卸売業会長の小山正武氏(76)、起業家の福山敦士氏(36)の新人5人が参加し、現職の山中竹春氏(52)は欠席した。主催者の説明によると、山中氏側に告示前後の20日間以上の日程を示して参加を打診したが、「出演できない」との連絡があったという。

 高橋氏は「市民ではできないことをやりたくて市会議員になった。今は市会議員ではできないことをやるために市長選挙にチャレンジした。子育てやまちづくりの経験を生かしたい」と訴えた。

 田中氏は「FMヨコハマの番組を6年半担当し、横浜にはたくさんの可能性があるのに眠っていると感じた。それを377万人の市民と一緒に改善したいという思いで立候補した」と述べた。

 斉藤氏は「40年間自動車製造メーカーで現場活動を行い、自動車を世界に輸出した。高祖父が166年前、静岡から横浜に来て茶商を営み、幕末の日本を支えた。その思いを再び横浜に」と語った。

 小山氏は「飲食店や保育園を経営し、商工会議所の議員や調理師会の会長、ライオンズクラブのガバナーなどを務めてきた。みなさんのためにやる『宝積』という思いで頑張っている」と主張した。

 福山氏は「新卒でサイバーエージェントに入社し、その後はソニーグループの関連会社の社長を務めた。母子家庭で育ち、市のサービスに助けられた。残りの人生、横浜のためにやっていきたい」と語った。

 自己紹介後は、財政や教育などの課題のほか、減便が続いた市営バスなど、視聴者から寄せられた質問に答えた。

 討論の様子はリハックのYouTubeチャンネルで生配信され、約5千人が視聴。録画も見られ、28日夜時点で16万回再生されている。

 また、26日には中区で合同個人演説会・公開討論会が開かれ、リハック討論会と同じ5人の候補者が参加。約100人の来場者の前で主張を展開した。

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