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戸塚区・泉区 スポーツ

公開日:2025.08.07

南戸塚中野球部
悲願の県大会で1勝
「合同チーム」からの飛躍

  • 県大会出場を果たした南戸塚中野球部

 南戸塚中学校野球部がこの夏、横浜市中学校総合体育大会(市総体)で上位6チームに残り、県総体に駒を進めた。

 市総体で南戸塚は藤の木との初戦を6対1で制すと、4回戦まで順調に勝ち上がり、ベスト8に。準優勝した市場に9対3で敗れるも、代表決定戦で浅野に15対8で勝利し、県大会の出場権を手にした。

部員不足から一転

 そんな同校は2年前、部員数が足りずに他校との合同チームで夏の大会に臨むような状況だった。どうにか9人以上集まった昨夏も、市大会1回戦で敗退した。

 顧問として3年目の塗木(ぬるき)広隆教諭(34)によると「ほとんどの選手が中学校から野球を始めたという子たち」。野球経験のある生徒は、部活ではなく近隣のクラブチームでプレーすることを選ぶことも珍しくない。

勝ちにこだわり

 だが昨夏の大会後、新チームの選手たちが掲げたのは「勝ちにこだわる」。基本的な守備はもちろん、細かな走塁などの戦術も追求していった。「初心者だからこそ、のびしろは大きい」と塗木教諭が評するように実力をつけ、昨秋の市大会では強豪・横浜隼人との接戦を制してベスト8にまで勝ち進むなどポテンシャルを見せた。

 1年生11人が加わり、総勢27人で臨んだ今夏。主将の内田公輝投手は「部員が増えて活気のあるチームになった」、もう一人の主将・柴田湊斗捕手は「タイプの違う投手が多く、受けていて楽しい」と笑顔を見せる。

 県大会では2回戦で敗退したものの、悲願の県大会で1勝を掴んだ。

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