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公開日:2025.08.21

いずみ野
地元食材で「かき氷」味わい
ケアプラ企画に親子ら

  • かき氷にブルーベリーソースをかける子ども

 泉区のいずみ野地域ケアプラザでこのほど、夏休み企画としてブルーベリーの収穫体験とかき氷づくりが行われた。地産地消について学びながら「子どもたちにケアプラザを身近に感じてもらえたら」と企画されたもので、子どもたちは地元食材を味わいつつ、楽しみながら学んだ。

 「子どもたちや若い世代にケアプラザをもっと身近に感じてもらえたら」――。同ケアプラザの生活支援コーディネーター・草島佳子さんによると同施設の利用者は高齢者がほとんど。より幅広い世代の交流拠点として運営できればとの思いがあったという。

 そんな中で実現した今回の企画は、地元出身で近隣にカフェ「白嬉」を営む大月里那子さんにかき氷づくりを提案されたのがきっかけという。

 いずみ野地域では、いずみ野小学校を中心として地産地消や食育についての取り組みが盛んだったこともあり、これまでに草島さんが活動に関わることも。経験を踏まえ、ケアプラザでもそんな活動が提供できればと、夏休み企画として準備してきた。

 「いずみ野地域は昔から農業が盛ん。地元食材を生かしたかき氷で、子どもたちがケアプラザで楽しめたら」と話を進めると、大月さんの声がけでブルーベリーを栽培する「さんや農園」(和泉町)の協力も得られた。

ブルーベリー収穫も

 当日は親子ら45人が参加。同農園で実際にブルーベリーの収穫を体験し、ケアプラザに移動してかき氷づくりに臨んだ。子どもたちは手動の削り器で氷を削り、同農園のブルーベリーを使ったソースなどで思い思いにトッピング。子どもたちは楽しそうにかき氷を完成させ、地元食材を味わった。

 草島さんは「今後も食育を通じたまちづくりに貢献できる企画をつくっていければ」と話した。

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