戻る

戸塚区・泉区 トップニュース教育

公開日:2025.10.30

東汲沢小学校
50周年の壁画が完成
児童主体で地域と共に

  • 学校西側を一新する壁画の作業をする児童ら

  • 一人ひとりの手形も

今年で創立50周年を迎えた東汲沢小学校(河瀬靖英校長)でこのほど、周年記念事業として壁画制作が行われ、10月19日に完成した。壁画には全校児童のほか、地域住民も手形を押すなどして参加。50年の月日を見守ってきたコンクリート壁が温かいアイボリーのキャンバスに一新された。

◇     ◇

東汲沢小学校は1975(昭和50)年に開校。当初は汲沢小学校内を利用していたが、同年6月に校舎が完成して移転した。地域からも「ひぐみ」の愛称で親しまれ、現在は児童415人(5月時点)が通う。

昨年から準備を始めた50周年事業のコンセプトは「子どもを中心に」。児童から「記念になる絵を残したい」との声が挙がり、壁画制作に至ったという。

デザインも児童らが考え、周年のキャラが描かれているほか、高台の校舎から見える富士山も。河瀬校長は「地域・家庭の協力体制が厚く、明るくまっすぐな子が多いのがひぐみらしさ。壁画にもそれが表れているのでは」と語った。

塗装ボラが全面協力

今回の壁画制作には、塗装で社会貢献に取り組むNPO法人塗魂ペインターズが全面協力。ペンキの用意だけでなく、壁面の洗浄から足場設置まで、すべて無償で対応してくれたという。

メンバーの一人・代田祥大さん(31)は矢部小・戸塚中出身で「ひぐみ出身の友達も多いし、今も知人の子どもが通っている」といい、「こんな風に関われてうれしい」と笑顔を見せた。

ピックアップ

すべて見る

意見広告・議会報告

すべて見る

戸塚区・泉区 トップニュースの新着記事

戸塚区・泉区 トップニュースの記事を検索

コラム

コラム一覧

求人特集

  • LINE
  • X
  • Facebook
  • youtube
  • RSS