戸塚区・泉区 社会
公開日:2026.10.06
戸塚区・舞岡熊之堂付近 シドモア桜、場所変え成長 地元緑化団体が日々管理
舞岡熊之堂交差点付近の植栽帯で昨年1月、植樹式により植えられたシドモア桜が、サルスベリではないのか―。そうした情報が当編集室に寄せられたため、戸塚区役所担当課に問い合わせたところ、確かにサルスベリであることが判明した。
実は、植樹から半年ほど経った昨年7月頃、シドモア桜が枯れてしまったという。樹木医に診断を依頼したところ、原因はコンクリートに囲まれた土壌環境や猛暑と分析。そのため、植樹に関わった関係者や町内会などと検討し、近隣の舞岡第三町内会館前の市有地に移すことを決め、今年2月に新たな苗木を植樹。樹名板も設置した。
日々管理にあたる緑化団体・ふるさと舞岡花さかクラブの坂本孝徳さんは「植樹した場所は環境が適さなかったが、今の場所は土壌も良く、はや4月に花を咲かせた。来春が楽しみ」と話す。区の担当者は「新たに植樹した場所も人や車が行き交い目にとまりやすい。ぜひ成長を見守ってもらえたら」としている。
シドモア桜(ソメイヨシノ)は1880年代に来日したアメリカ人ジャーナリストのエリザ・R・シドモアさんの名を冠した桜。1912年に日本からワシントンに3千本の苗木が贈られ日米友好のシンボルとして親しまれており、91年にその一部が日本へ里帰り。シドモア桜の会横浜が、接ぎ木によって育てた苗を市内各地に寄付し、植樹している。
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