あしたのまち・くらしづくり活動賞 地域通貨イタッチ 振興奨励賞に
栄区内で地域通貨を活用したまちづくりに取り組む市民団体「さかえ地域通貨プロジェクト・イタッチ」(亀澤弘代表)がこのほど、財団法人あしたの日本を創る協会が主催する、平成22年度あしたのまち・くらしづくり活動賞の振興奨励賞を受賞した。
これは全国各地で地域にあわせた独自の発想で、住みよい地域社会の創造を目指して取り組んでいる地域活動団体・企業等を表彰するもので、22年度は全国から215編の応募があった。
同団体はこれまでの活動内容や成果をまとめ、昨秋に応募。内閣総理大臣賞などは逃したものの、31団体が選ばれた振興奨励賞に輝いた。神奈川県内の受賞は瀬谷区のNPO法人楽竹会と同団体の2団体。
代表の亀澤さんは「これまで悩んだ時期もあったが、メンバーが前向きに活動していたので応募した。地域通貨に関心を持ちながらも行動に移せていない区民も多い。栄区は福祉に協力的だと思うので、受賞をきっかけに広げられれば」と話した。
同団体には現在22人のメンバーが所属。商店街や区内のさまざまな団体とコラボレーションし、地域通貨を通して、人と人とのつながりを深める活動を行っている。
同賞の表彰式は2月19日(土)に東京都北区で行われる。また、受賞した各団体の活動レポートをまとめた冊子「あしたのまち・くらしづくり2010」も2月下旬に発刊予定。
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