本郷台小学校(益田正子校長)で10月29日に行われた運動会の中で、全児童が「栄区民音頭」を踊った。
この音頭は、栄区が分区した際に区が区民から歌詞やメロディを募集して作られたものだが、徐々に踊られる機会が減少していた。
区職員の「栄区民音頭を若い世代にも受け継ぐことができれば」という発案で区が普及に乗り出したのが3年前。同校でも当時の2年生(現・4年生)が栄区舞踊連盟のメンバーから振り付けを教わり、朝会などで踊るなどして、全児童に広めてきた。今では「音楽が流れるとすぐに踊れるようになった」と同校教諭。指導にあたってきた舞踊連盟のメンバーは「覚えが良く、全体で踊る姿勢ができていてまとまりがある。地域や教諭も積極的なおかげ」と評価した。
運動会での披露に向けて今年は、4年生(82人)が中心となり、児童に呼びかけて自主練習を重ねた。 当日は児童572人と教職員、地域の人に加え、栄区舞踊連盟からも5人が参加。音楽と教諭が叩く太鼓に合わせ、盛大に踊った。
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