小山台中美術部 ポスター作り、プロが指導
小山台中学校美術部に2月22日、グラフィックデザイナーの栗林孝之さんが訪れ、1、2年生21人にポスターの作り方などを指導した。
これは区内で活動する団体「さかえdeつながるアート」(岩上百合子代表)が主催したもの。同団体は昨秋、同校と桂台中学校の美術部を、市内で行われた「ポーランドポスター展」に招待しており、その記憶が鮮明なうちに「プロから直接アドバイスをもらえれば」と、同ポスター展に関わったアーティストを通して(社)かながわデザイン機構にデザイナーの派遣を依頼、実現した。
栗林さんは「勉強もスポーツもできない地味な子どもだったが、漫画や絵を描くことが好きだった。担任の協力もあり、その方面でヒーローになることができ、小学5年生でこの職業に就くことを決めた」と話し、自らの作品の数々を披露。一部の生徒も応募したポスターコンクールの審査員を務めた経験も明かし、「コピーと絵が一致してメッセージが伝わることが大事」と、ポスター制作の極意を語った。
同部の生徒は現在、来秋のポスターコンクールに向けた作品づくりに着手したばかり。栗林さんは下絵などを見ながら一人ひとりに構図や色彩についてアドバイスをおくった=写真。
同指導は桂台中美術部でも1月初旬に行われた。
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