栄区役所新館のエントランスホールで行っている「昼休みミニ☆コンサート」が5月8日、100回目を迎えた。
栄区が主催、栄区音楽協会が共催して8年前にスタートした同コンサート。区内で活動する音楽家が出演し、毎月第2水曜日の昼休みにさまざまなジャンルの音楽を奏でてきた。
節目となる100回目のこの日は、「輝けるソプラノとテノールの競演」と題し、二期会会員として国内外で活躍するソプラノの浅野美帆子さん、テノールの湯川晃さん、ピアノの湯川涼子さんが出演。会場にはコンサートの常連客や関係者のほか、出演者のファンも多数訪れ、会場は立ち見客が入口付近まで溢れるほどの超満員、公演を盛り上げた。
華やかな赤いドレスで登場した浅野さんは歌劇「ジャンニ・スキッキ」の「私のお父様」、湯川さんは歌劇「トスカ」の「星は光りぬ」など数曲を情熱的に歌い、観客を魅了した。
1994年に上演された区民オペラ「カルメン」に出演していた浅野さんと湯川さん。アンコールでは当時2人で歌った「手紙の二重唱」も披露した。
コンサート後には尾仲富士夫区長から栄区音楽協会(三木善二会長)に対して感謝状が贈られた。
尾仲区長は「普段は予防接種などをやる場所だが、音楽をやる時は明るくなる。100回のコンサートを通じて身近に音楽を感じられる区になったと思う」と話した。
次回は6月12日(水)午後0時15分から「栄ソリスティによるピアノ連弾」を予定している。
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